会社を経営している社長さんは、毎日の売上を必ず見ています。
そこから商売の次の手立てやアイデアを考えながら日々の仕事を進めています。
このことは経営者として普通の、自然の行ないだと思います。
一方、同じ経営者であっても個人事業主さんはあんまりそこに毎日強く意識しない方が多いです。
売上は事業の中心にあるものです。
これがないと事業は立ち行きません。
けれども日々のお金が目の前にあれば「とりあえず何とかなっている」と安心になるのでしょうか。
今日の売上を経験したことで「次はこうしよう」「次はここの部分はやめよう」と小さな反省を繰り返しているはずです。
それを売上、という数字をノートやスマホのメモなどに毎日記録にとどめて自分の心の中に落とし込んでいくのです。
売上を集計し見るのはその日の一番最後にします。
レジがあればレジ締めのとき。
レジがなければ一日の終り、仕事場から離れる一番最後です。
別にSNSなどで公表しなくてもいいのです。
「こっそりノートに書く」でもいいので、必ず一日の売上を見ましょう。
会社の社長さんの場合、雇用していれば絶対に給与を支払わなくてはなりません。
その源泉は売上なので「どうやって売上を伸ばすか」は、事業の死活問題になります。
個人事業主さんは元々会社員を経験していたりして、売上の数字を「ノルマ」と考えてしまう。
売上を伸ばそう、と意識することに抵抗があるようです。
そして、あなたの事業に対する思いが多くの方に支持されれば、売上は勝手に上昇する!という気持ちや期待も充分わかります。
私たちは現実と向き合って生活をしています。
別に公表しなくてもよいのです。
自営業の方には「今日の売上はいくらだった」と把握することが明日の事業の行動につなぐエネルギーになる、と信じています。
まとめ
- 売上は事業の中心にあるものです。
- 売上を毎日見ることは、事業を改善するための第一歩です。
- 売上を毎日見ることは、自営業の方のモチベーションアップにもつながります。
一日の売上を毎日見ることは、事業を成功させるための大切な習慣です。ぜひ実践してみてください。