一日の売上をチェックするときは、ついでに客数もチェックしてみましょう。客数とは、その日にお店を利用した人数のことです。

客数を増やすためには、大原則として「客数は増え続けなければなりません」。しかし、商売をある期間やっていれば、客数は増えることもあれば減ることもあります。増えているときは「もっと増やすために、どうしたらよいか」、減っているときは「歯止めをかけるためにどうするか」を対策します。

毎日の売上を検討して「次はこうしよう」「次はここの部分はやめよう」と小さな反省を繰り返すのは、客数対策をしていることでもあります。

客数が増え続けることは「より多くのお客さまにご支持をいただいている」証しでもあります。小売サービス業、営業職の方なら絶対見続けましょう。

では、具体的に客数を伸ばす方法は?というと、「販売単価を下げる」が一番の王道です。よく大手企業さんが「好評につき値下げします!」と宣伝しますが、あれです。

コンビニなどで、カウンターに商品を置いて「ついで買い」を誘う方法や、クーポンを発行して複数商品の販売を誘うのは、あれは「客単価を上げる方法」です。

販売単価を下げる方法は、今扱っている商品の仕入方法や販売手順を見直して値下げする、という方法だったり、「同じ機能と目的が果たせる別の安価商品」に商品を切り替える、という方法だったりします。

客数を増やすためには、さまざまな方法があります。自分に合った方法を試してみて、効果的な方法を見つけましょう。