今は人手不足の時代です。飲食業界や運送業界のチームリーダーは、「求人」「採用」「定着」が優先順位も重要度合いも高い仕事になっています。
どこでも欲しい人材は「若い人材」です。その一方で時給が1,000円以上の時代ですので、色んな意味で「質の高い人材」を求めているでしょう。
せっかく入った人材があっという間に辞めてしまう、という事件が多発しています。会社側は「何で?」と首を傾げながら次の人材を探し始めます。面倒くさいですけど、原因をきちんと推定しておいたほうがいいです。
現場ではアルバイトを結構「人として」蔑ろにしています。なんだかんだで「人間関係」で仕事は進みます。挨拶などのコミュニケーションから現場でできているのでしょうか。マニュアルなどの用意はその次です。
アルバイトが突然辞めてしまう理由の大半は、昔から大きくも小さくも「人間関係」であることが多いです。どんな年齢であってもアルバイトはその職場で「その道のプロになろう」とはあまり考えていません。目の前にあることが職場のすべてです。
一番最初にその場にいるメンバーに紹介をし、今日の教育係に渡していく。これだけでも歓迎ムードが出て新人アルバイトは「自分は認められているんだな、ここにいていいんだな」と思うようです。
ちなみに、どんな職種であってもアルバイトへのマニュアルでは、一番最初のページはその職場で使われている「挨拶のことば」を載せることをおすすめします。対メンバー同士、取引先、お客さま等々、挨拶のことばが違うので、使い分けが必要です。
アルバイトの定着のためにできること
・アルバイトを「人として」尊重する
・挨拶などのコミュニケーションを大切にする
・マニュアルを用意する
・新人アルバイトを歓迎する
・アルバイトの意見に耳を傾ける
・アルバイトの成長をサポートする
これらのことをすることで、アルバイトの定着率を向上させることができます。